ナースのためのチームビルディング

  • 受講期間:4ヶ月
  • 開講日:3月20日
  • 責任講師:前田 マスヨ
ナースのためのチームビルディング教材
プリセプターやチームリーダーの「忙しい」を解決するカギはチーム力。チーム力を引き出す集団の動かし方と,業務改善の計画から実施まで。

講師紹介

責任編集

  • 東海大学名誉顧問 前田 マスヨ

執筆講師(執筆順)

  • 情報工房代表 千葉大学大学院非常勤講師 山浦 晴男(コスモス法)
  • 大阪国際大学人間科学部教授 石井 滋(集団力学)
  • 経営総合診断士 坪井 博之(経営工学)
  • 東海大学医学部附属病院(臨床事例)
  • 高度救命救急センター 剣持  功
  • 無菌病棟・がん化学療法看護 藤澤めぐみ
  • 化学療法病棟 川村  亨
  • 婦人科・化学療法病棟 五十川美恵子

開講にあたって

指導者の新像を求めて

わが国が民主主義国家に生れ変って半世紀が過ぎました。その変動の中で,民主主義下での指導者のあり方,看護管理を模索し,スタッフに“愛の看護”を実践してもらいました。そして再び,少子高齢化という新たな変動の中,指導・管理のスペシャリストの新像が求められています。 看護師は民主主義以前の古き良き伝統と共に,新しい知識・技術を自己の看護理念である「人間性」という心の器に貯えていく責任があります。 今さら私がと思いながらも,臨床で使える理論,方法論,研究等をここに託しました。どうか,このコースを通じて受講生の胸中の灯油に火をつけ,看護師として人として輝くことを願います。

この講座の特長

  • 前田マスヨ氏が全看護人生を費やした看護管理は,それまで使われていなかった集団力学と経営工学を導入し,マグネットホスピタルの職場風土を実現ました。その実証を次世代にアレンジしてお伝えます。
  • コスモス法とは,問題をラベル化し,自分で矛盾・葛藤を繰り返して一定の結論を導き出す定性分析法です。20年間KJ法の研究と普及に携わった講師が, KJ法の考え方と技術の体験を背景に考案したものです。
  • 集団力学とは,チームワークの原理を追求する学問で,三隅二不二氏のPM論は科学的実証性に優れた理論です。三隅氏のもと,講師は民間企業の入社3年後の定着率50%を1年で半減,2年後には退職者ゼロに。
  • 経営工学とは,組織の課題達成や問題解決を効率よく迅速に行うための方法論を研究する学問です。講師は東海大学病院で看護業務の改善に携わりました。面倒な分析はExcelフォーマットを付録のCDにしています。

講座スケジュール

第1講(1ヵ月目)
思考を分析する

考えるツール「コスモス法」を使って,頭の中の情報を視覚化して現状を整理・分析,チーム運営の基礎をみがく。

  1. 個人・集団・組織におけるマネージメント
  2. 自らの職業人生の計画立案
  3. 悩みや問題,課題の解を見つける方法/「考え抜く」ことの重要性/考え抜く技術がコスモス法/考え抜く2つの原理:思考の三角形と誘引詞/ロジカルプレーン・ストーミング(ロジスト)/感情・理性・探究・マンガ・知の編集の理論
  4. ロジストの練習
  5. コスモス法の練習/テーマの設定/思いや考えを出しつくす/思いや考えをまとめる/結論と実践/コスモス法の展開の秘訣
  6. 職場での応用/自分の悩み/部下/会議のリード/交渉術/患者

第2講(2ヵ月目)
集団を分析する

集団力学の「PM論」を使って,チーム力を最大限に引き出す各集団に合ったリーダーシップをみつける。

  1. 人間行動/レヴィンの場の理論/人間欲求/達成動機/仕事と人間/仕事と動機づけ/心身の健康とソーシャルサポート
  2. 対人関係の理解
  3. 集団の中の人間行動/人間関係/グループシンク/多数者・少数者の影響/集団規範/意思決定/集団討議の進め方/集団決定法とその応用/プライド/集団凝集性/集団の発達と衰退
  4. 集団を動かすリーダーシップ/リーダーの個人特性/民主的・専制的・放任的リーダーシップ/PM論/リーダーシップの測定/部下の育成/グループサイズ/リーダーシップの分担/リーダーシップとパワーとヘッドシップ

第3講(3ヵ月目)
業務を分析する

経営工学の「分析手法」を使って,直感的ムダを分析,数値に置き換え,根拠に基づいた提案で集団を動かす。

  1. 経営工学と看護業務/経営工学とは/経営工学と業務改善
  2. 病院内の看護業務と改善活動/看護業務の情報化/看護部門における管理のレベルと改善活動
  3. 業務改善を行うための2つの考え方と適用例/設計的な考え方/分析的な考え方
  4. 情報化のための分析手法/管理的な分析手法(ABC分析〔パレート図〕/特性要因図/層別/チェック・シート/ヒストグラム/散布図/管理図)/業務改善の分析手法(工程分析/作業分析/動作分析/方法改善/時間分析/稼動分析/標準分析/PTS法/設備配置法)

第4講(4ヵ月目)
事例を展開する

東海大学看護部における集団力学と経営工学を取り入れた業務改善を参考に,自分のチームづくりを展開する。

  1. 忙しいので人員を増やしてほしい→業務量を測定し分析後解決策を提案
  2. リーダーシップの弱さからくるチームの活性化がない→集団を動かすリーダーシップ
  3. 1日2回も○○するの?→患者への負担大、看護量の負担→看護研究→業務改善
  4. これってムダな仕事では?→タイムマネージメンと結果を出すためのリーダーシップ
  5. 説得できる企画書→結果を出すための企画書・要望書作成6.新人を育てるのは大変→カルガモ作戦やチームでの新人育成でプリセプターの負担軽減7.物品が繁雑→業務改善ほか
  • 個人受講料:31,500円(税込)
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  • グループ受講料:29,400円(税込)
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